通りすがりのアランスミシー

プレステージの通りすがりのアランスミシーのレビュー・感想・評価

プレステージ(2006年製作の映画)
4.0
クリストファーとジョナサンのノーラン兄弟は原題最高の脚本家の一人だと思う。
本作は彼らには珍しい原作もの。
どこまでが原作通りでどこからがオリジナルかわからないが、フラッシュバックを多用する語り口は彼ら特有のものでノーランの色はかなりはっきり出ている。
時間軸が行き来する構成が見ずらい(これは演出の欠点だが)し、オチは完全にミステリーとしては反則だがサスペンスとしてはギリギリあり。
傑作とまでは思わないがエンタメとして普通に楽しめる映画。