琥珀

幸せのちからの琥珀のレビュー・感想・評価

幸せのちから(2006年製作の映画)
3.0
実話あるあるで全体的にはどーにもパッとしない💧

これでもか、これでもかっとたたみかけるような不運に同情を禁じ得ない😭
「もうやめてあげて!」と言いたくなるけどそれが事実って、、、やっぱり現実って厳しい⤵︎
ある程度は自業自得なのでしょうが💧

厳しい現実の試練の中でもがき苦しみながらも息子への愛情が確固として揺るぎないのにはじんわり泣けました。
利己的に考えれば、正直子供の世話をしながらどん底をサバイバルするのは足枷でしかないだろうに、決してそうは思わず手放さず、時にイライラしつつも息子を思いやる姿にぐっとくると同時に、逆にその存在に救われているところも大いにあるんだろうなぁ。。。

若干母親が自分勝手風に描かれている気がしましたが?
踏ん張ってくれた方が美談ではありますが、そこまで冷淡な人ではないと思うけどなぁ、、、。
事実とはちょっと違うのかな?
まぁ、彼女の性格はそこまで本編に関係ないのですが、「母親が勝手に出ていった」風な言い方にはちょっとひっかかるものがありました。

サクセスストーリーですが、棚ぼた的な幸運ではなく、どん底でもやけにならずに歯を食いしばって地道に頑張り続けた結果の成功だけに、じんわりと喜びを感じるラストになっています。
思わず涙ぐんじゃう主人公の表情もリアル。
派手に「やったーーー!」的な快哉ではなく、今までの苦労をじっくりと噛み締めるような。
見ていて「うんうん、良かった、良かったね😌」と言いたくなる。
琥珀

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