ダイヤモンド

FLOWERS フラワーズのダイヤモンドのレビュー・感想・評価

FLOWERS フラワーズ(2010年製作の映画)
2.5
命をつなぐ基本である「女と男」_。
答えのないその関係に、三世代の女性たちが悩み、かつ喜びを見出すという不変のテーマ。
それを時系列ではなく、過去と未来、現実と回想を交差させながら、各世代の女性観、結婚観と共に、時代時代の風俗を背景に描いてゆく。

昭和のマリッジブルー蒼井優、くたびれた熟女の魅力が芳しい鈴木京香、薄幸の微笑みが悲しすぎる故竹内結子さん、高度成長期の鼻っ柱の強いキャリアウーマン田中麗奈、団地妻の健気さ仲間由紀恵、そしてヒロスエはやっぱりヒロスエだった広末涼子。
華麗なる美女の血筋_。
この豪華女優陣は文字通り、花また花、百花繚乱。日本の風景美と相まって、美しい映画です。