It's The Perfect Gift..._。
偽装夫婦のスミス夫妻。ともに凄腕の殺し屋だった。
銃がもっとも似合う女性、アンジェリーナ・ジョリーを愛でるための映画(ブラピは引き立て役)。
なんで、パセリまで食うの_。
どんどん溜まるものを吐き出したくても、吐き出せない、その糸口さえ見つけられない。若さゆえのそんな悶々とした思いが伝わってくる。
石井監督の長編第一作目、しかも卒業制作>>続きを読む
私は娘を見つけたいだけ_。
母シエロは何を見たのだろう。誘拐された愛娘ラウラを探し出すために、街を巡回する軍を頼った。完全武装した彼らは警察に比べるとはるかに頼りになった。
でもそこでシエロが見たも>>続きを読む
変わってゆくのが、当たり前なんでしょうけどね_。
心の整理をつける。
でも、すべてのことに対してもできるのでしょうか。
例えば、表向きは割り切りたいと思っていても、胸底ではそれを望んでいない場合とか>>続きを読む
もうすぐ君は暗い影になる 僕のように暗い影になる_。
20数年前、映画撮影の途中、人気俳優のフリオがいなくなった。とある海岸に残された彼の靴から、自殺したとみなされたが、真相は藪の中。今回テレビ番組>>続きを読む
雲の中_。
大金持ち、もしくはお金に余裕がある人たちが楽しむ豪華客船。高価な服装品に、豪華なディナー。絵に描いたようなセレブリティ。ところが教養はあるのだろうけど、品性がない人々。金を、暇を持て余し>>続きを読む
僕は君がいるから 明日も目覚めたいと思うんだ_。
尊厳死。なかなか日本では現実味がないことだけど、ヨーロッパではすでに何本もの映画が作られているくらいだから、身近なテーマなのでしょう。
で、当事者ウ>>続きを読む
いつまでもときめいていたいじゃない?_。
新聞の三行広告に、茶飲み友達募集の記事。妻に先立たれた老人が興味本位で連絡してみる。
するとそこは、高齢の女性を斡旋する売春サークルだった。
責任者マナの>>続きを読む
意味するところは、モチベーションと情熱だ_。
ウェルズの田舎の村。昔から何も変わらない、人も変わらず、みんな眠っているような村。
平凡な主婦ジャンもその夫ブライアンも、長年繰り返されてきた平凡な日々>>続きを読む
愛能う限り、大切に育ててきた娘が自殺するなんて考えられない_。
女子高生が首をくくった。その新聞記事の中に掲載されていた母親の言葉がこれだ。
言葉使いからして、なんとなく違和感を感じさせる。
大地>>続きを読む
“DE ZOUTE ZEE”(塩っからい海の歌)_。
船乗りといっても船長。知性があり、品もあるヤコブ。長年の不摂生から胃の調子が悪い。船のコック長の勧めで結婚することにしたのだけど、カフェに入って>>続きを読む
全てはお客さまのために_。
世界的企業「デイリーファスト」のショッピングサイトの物流現場。
特売期間「ブラックフライデー」を狙った爆弾テロ。
犯人は?動機は?どうやって爆弾を仕掛けたのか?
豪華キ>>続きを読む
サーカスで使役されていたロバのEO。
突然のサーカス団の倒産と共に、流浪の旅が始まる。
ところどころで居合わせる家畜動物の悲しい性、その動物を扱う人間のたちの愚かさ。
それでもEOが孤独な存在かとい>>続きを読む
幸福な孤独感_。
都会育ちで裕福な家庭に育った妻妙子と、地方出身者で朴訥な夫茂吉。お見合い結婚してからも、情愛が育つことなく中年まできた。そんな二人の前に、年頃の姪っ子節子の見合い話が持ち上がる。改>>続きを読む
一緒に笑える日まで_。
軍人を夫に持つ妻たち。アフガンの情勢悪化により、派兵した夫の無事を祈りながら、基地内で共に慰みをし合う。
お茶会やパーティ。でも結局彼女たちの不安は解消されない。そこで持ち上>>続きを読む
わかんない_。
カナの物憂げな瞳は、一体何を見ているのだろうか。
人と向き合うとき。人と人に挟まれて笑みを浮かべているとき。自分自身を見ているとき。
そのすべてに、虚無感を見ているのか。
現代社会>>続きを読む
あなたはわたしと生きるの_。
長い間の秘密。ニナとマドレーヌは世を忍んで愛し合ってきた。向かい合わせのアパルトマンで、隣人を装って、ふたりで暮らしてきた。
でも、いまの生活はもういい。新しい土地でま>>続きを読む
回転レシーブしたでしょ_。
東京は、人ばかりいるけど、みなすれ違いばかり。孤独。
でもちょっとしたことで、心が通い合うことができる。ほんの少しだけ。それでいいんだ。
小林聡美さんらしい、ゆる〜い世>>続きを読む
氷河は決して一ヶ所にとどまらない_。
少年時代のかけがえのない日々。それはアルプスの山麓で、同い年の子ブルーノと過ごしたこと。
やがて父親への反抗心から、毎年楽しみだった山麓への旅行もやめてしまった>>続きを読む
ニンゲンは犬に食われるほど自由だ_。
祖父が死んだ。集まってきた親族はみなそれぞれ、なにかのしがらみにとらわれていた。
ただひとり、祖母だけは違っていた。自由だった。でもボケていた。
普段は集まる>>続きを読む
受け入れて 選択肢はない_。
まだ法的に中絶が認められていなかった1960年代のフランス。その年頃ゆえの好奇心が最悪の事態を招いた。文学専攻の女子学生アンヌにそれが降りかかったのだ。
この時代、同性>>続きを読む
ひとつのチームになるの 厨房のチームに_。
おそらくカティには料理の才能があったのだろう。カリスマシェフの店でスーシェフを任されるくらいだから、努力だけでなんとかなるものではない。でも才能があったか>>続きを読む
いま覚えて 私の姿 忘れないで_。
ニホンオオカミを追う男の漫画を描く青年。ある日、バイト先の工事現場で、イヌ科の頭蓋骨を発見する。オオカミかもと思って持ち帰る。もっと骨は残っていないものかと、夜分>>続きを読む
彼女を怒らすなよ_。
アメイジング・エイミー。高学歴に恵まれた美貌の女性。しがないライターのニックはそれに魅了され結婚したものの、彼女が思い描く理想の夫になれず、一方の妻も夫の心底を見通していた。い>>続きを読む
姉さん。このウチの犠牲になったんだね_。
半年の夫婦生活の後、戦死した夫。焼け野原の街で、婚家の酒屋を懸命に切り盛りしてきた礼子。
時は流れ、店をなんとか守ってきた矢先、近くにスーパーマーケットがで>>続きを読む
時の過ぎゆくままに🎵_。
説明不要の超名作!!
とってもとっても久しぶりに観たけど、クラシック映画の良さが凝縮されている。
ボギーはかっこいいし、バーグマンはまばゆいし。
ビールとジャンクフードでは>>続きを読む
『パリ13区』(2021)
寝て、喧嘩して、別れて、愛を知る_。
フランス恋愛映画の方程式みたいなものを感じさせる映画。
結局は同じような内容でも、楽しめるのは野暮ったくないから。
アメリカ映画みた>>続きを読む
その海は美しくも、限りなく暗い。
汚れてはいないけど、清らかでもない。
アオイが眺める海も、やけに冷たい。
南国の海とは思えないほど、ひどく冷たい。
それでも、最後はそこへ行くしかない。
「中学か>>続きを読む
愛しているけど 貧乏じゃ 生きられないわ_。
芸術の街パリに集う貧乏芸術家三人。画家ロドルフォ、作家マルセル、音楽家ジョナール。
己の信念を貫くために、爪に火を灯すようにして暮らしている。
ある晩、>>続きを読む
ぜんぶ、ボクのせい_。
施設で育った優太。ある日母親に会いに、千葉県大原まで逃亡する。でもそこで遭ったのは、母親からの拒否。
いたたまれず実家を飛び出した優太が出会ったのは、故障した軽トラで寝起きす>>続きを読む
統一を祈ってみるか_。
韓国兵が拾ったロト、なんと一等当選!
ところがそれが南北の国境線を越えてしまって、北朝鮮の兵士の手に。
交渉、即決裂。でも北兵には換金する方法がない。再び交渉、そして協働。>>続きを読む
家賃滞納でアパルトマンを追い出されそうになったマドレーヌとポーリーヌ。
すっからかんの無名女優マドレーヌのもとにさらなる不運が。彼女を起用しようとする映画プロデューサー殺害の容疑者に挙げられてしまう。>>続きを読む
自分の殻に閉じこもり、心を頑なにしてしまった陽子。
実父の死を機に、20年ぶりに実家青森に帰る彼女。ヒッチハイクする羽目になる。
せっかく乗せてもらったのに、感謝の言葉をろくに口にできない。非礼である>>続きを読む
持ち主が代わり 新たな視線に触れるたび 本は力を得る_。
イタリアの田舎町。丘の上の古本屋店主リベロは人生の黄昏時に、ゴミ箱から拾われた女性の日記や友だち、お客さんが生きる姿、例えば恋すること、学ぶ>>続きを読む
育児放棄にあい、学校ではいじめられていた少女が犯した罪。
いじめの中心人物を殺害してしまったこと。
20年の刑が科せられたが、7年目にして再審のチャンスが与えられた。
そして再び始まった裁判。
愛>>続きを読む
私の願いは あなたを見つけ 正統な王だと 人々に示すこと_。
筋痛性脳脊髄炎を患っているフィリッパ。職場でも、家庭でもうまくゆかない。
そんなときに、シェークスピアの『リチャード三世』を観劇して、感>>続きを読む