リトル

ブレックファスト・クラブのリトルのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
3.6
ガリ勉
スポーツバカ
お姫さま
不思議ちゃん
チンピラ

それぞれ違うグループに属する5人が補講で呼ばれる。

タイプが違うので初めはお互い居心地の良くない関係であるが
先生や親、将来自分もなる「大人」に対して、共通の不安や疑心や反発の心がだんだん通い合って
お互い本音で喋り、自分の恥ずかしいと思っていることも言える関係になる。

スクールカーストで上の方の人でも、当たり前だけど悩みあるよなあって。
お尻にテープ…。うん。。かなしい。
そしてみんな下も上もなにもないってことに気づく。

でも、
「僕たち 月曜日に学校で会った時どうする?」

今までの友達より信頼度は強い関係のはずなのに
この一言がでてくるってことは、やっぱりそう簡単なものではないのかもと思わされた。
話せば、受けいれれば、もう仲間。なんて きれいな話では終わらない。
でも、最後のジョンのガッツポーズはなにかを期待させてくれる。

この生々しい感じが切ないけど希望もあって好きだ。


あと、トイレに行きたい人のくだりで、みんなの息があうところがすごく可愛い。
リトル

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