コミヤ

ブレックファスト・クラブのコミヤのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
3.9
一応意識して作られたらしいのでスパイダーマン ホームカミングに備え鑑賞。
ジョン・ヒューズの青春映画の金字塔!
この前見たパワーレンジャーにもかなり影響を与えてます。

それぞれの理由で土曜日の補修に集められた秀才、体育会系、お嬢様、ヤンキー、不思議ちゃんの5人。物語の9割型教室の中だけで展開する。
普段絶対つるまないような彼らだが時間が経つにつれぶつかりながらも次第に心を開いていく。
馴れ合いじゃないからこそ語れる本音。同じ時間を一緒に過ごす中、笑い合ったりぶつかり合って痛いところを突き合っているうちに今まで誰にも話したことのなかった悩みを打ち明けるようになる。本作には主人公と呼べる立ち位置の人物はおらず、みんな異なる悩みを持っているので多くの人が感情移入しやすいのでは?
秀才君の「僕たち今度の月曜に会ったらどうする?」という台詞とそれへの返答シーンがとても印象的。
典型的な嫌な大人の教師や子供と大人の中間のような掃除員のおじさん、彼らが話す親など大人の存在も大きな要素の一つだった。
シンプル・マインズ?の主題歌もよかった!ユニバーサルのロゴからドラムの演奏が始まってテンション上がった。
オープニングのデビッド・ボウイの言葉の引用された壁?を砕いていたのは何か意味があるのでしょうか?

十分楽しめたけど本質をちゃんと理解できていないのとラストがあまり好きではないので3.9で。
また見たい。
コミヤ

コミヤ