このレビューはネタバレを含みます
ジョン・ヒューズ監督
1984年秋を舞台にした青春学園ドラマ。
数年前に話題になった「桐島、部活やめるってよ」
や様々な学園映画の金字塔となったであろうこの作品は
日本でも最近は確立されたであろう
スクールカースト(あるいは世の中)の縮図5人が
補修で土曜日の朝から学校に呼び出されたことから始まる。
要約するとこの話では全員共通して親のようにはなりたくない
親はわかってくれない
ということが根底にある。
ティーン特有の悩みが凝縮されており
学校という閉鎖的な世界で行動を制約されたり
こうして休みに呼び出されて補習を受けさせられたり
全てが窮屈に感じているのだろう。
大人になって思うことは
教師も休みにわざわざ登校して生徒の監視を
しているのだから相当な労力が必要である。
まあ、こんなことをわざわざ行う教師は
それだけ暇なんだろうとも思う。
自分なら絶対休みを返上してまで絶対に
自分に従わないであろう生徒と顔を合わせて
補習に付き合うことはしない。