えし

ブレックファスト・クラブのえしのレビュー・感想・評価

ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)
4.0
ランチに醤油差し持ってくる奴。

土曜日の早朝、高校に集まってきた5人の高校生。
なんらかの罰則で補習を受けさせられる彼らに課された課題は、「自分とは何か」を作文にすること。
図書館に缶詰にされた各々タイプの異なる男3人女2人は、モメにモメるが…

ピッチパーフェクトを観た後すぐに観たくなったものの何年も観ずじまいだった本作。
その後も観る映画に度々名前が登場するため、ああアメリカでは誰もが観ている有名作なんだなと。
舞台はほぼほぼ図書館の中だけで、彼ら5人が話しているだけ…なんだけど、なんかいい。
スクールカーストや家庭の問題、悩みがなさそうな人間でも何か心に抱えている。
みんな違ってみんないい、十人十色。いろんな人がいるのはみんなわかっているけれど、相いれないのもそれもまた人間。
ただこの時を大事に生きるというのもいいんじゃないかと語りかけてくるような作品だった。
えし

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