このレビューはネタバレを含みます
シャイニングと同じ監督の作品ということで、気になって鑑賞。
シャイニングを観た時と同じ、キューブリック監督ならではの独特な空気感、世界観。
強烈だった所↓
・個性的なファッション(主人公グループもだが、主人公のお母さんがなかなか奇抜)
・理不尽な暴力。(性暴力もあり…)
・性的なオブジェのデザイン
・不良仲間がまさかの職業に就いている
・斬新な治験(まばたきできないように瞼を固定、身体も拘束)
感想↓
「因果応報」と「悪党の性根は直らない」ということを伝えたかったのではないかと思った。
リーダーだった時に元不良仲間に暴力を振るったから、出所後に報復されてるし、仲間も仲間で現在は警察官になってはいるが、無力なアレックスに一方的に暴行を加えているし…。
不良の根性は、善良な人間の皮を被っても直らないんだろうな。
出所してから出会う人物が、昔自分が暴行した人たちばかりなのも皮肉。
ビジュアル的にも、内容的にも強烈な作品なので、1人もしくは何でも言い合える人と観るべし。