きくまる

時計じかけのオレンジのきくまるのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

シャイニングと同じ監督の作品ということで、気になって鑑賞。

シャイニングを観た時と同じ、キューブリック監督ならではの独特な空気感、世界観。

強烈だった所↓
・個性的なファッション(主人公グループもだが、主人公のお母さんがなかなか奇抜)

・理不尽な暴力。(性暴力もあり…)

・性的なオブジェのデザイン

・不良仲間がまさかの職業に就いている

・斬新な治験(まばたきできないように瞼を固定、身体も拘束)


感想↓
「因果応報」と「悪党の性根は直らない」ということを伝えたかったのではないかと思った。

リーダーだった時に元不良仲間に暴力を振るったから、出所後に報復されてるし、仲間も仲間で現在は警察官になってはいるが、無力なアレックスに一方的に暴行を加えているし…。
不良の根性は、善良な人間の皮を被っても直らないんだろうな。

出所してから出会う人物が、昔自分が暴行した人たちばかりなのも皮肉。

ビジュアル的にも、内容的にも強烈な作品なので、1人もしくは何でも言い合える人と観るべし。
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