頌

時計じかけのオレンジの頌のネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

観客と目が合う
語りべがいるということは過去を振り返っているということで、どこで現在に追いつくかというとラストシーンなので最初から彼は更生も反省もしていないのが分かるよね

看守長が彼を見るカットが数回あって本当に心配しているのかと思う
そうでもない…?

犯罪の更生に必要なのは応報でも治療でもなく愛情だよ

出所後の家族と再会するシーンがきつい
両親に愛を注いでもらってないのが察せられる
アレックスが「僕はどうすればいい?」という問いに、父がジョーのことしか言わないのはすごく嫌だ
優先順位がアレックスよりジョーなのがすごく分かる

最初のカメラが引いていくときの期待感が頂点だったかも
頌