tesshiko

時計じかけのオレンジのtesshikoのネタバレレビュー・内容・結末

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

※自身の記録用
 残虐な映画と思い鑑賞を控えていましたが、冒頭30分以外はそうでもなく、政治利用され踊らされる主人公の受難を描いた作品。原作者の奥さんが犯罪の被害にあったということで、作者は犯罪者を作品内で痛い目にあわせてやりたかったのでしょう。でもそこに政治を絡めたり、映画としては飽きさせないテンポや構図で描いていて、ラストはやや分からなかったがちょっとググってそういうことなのねと。面白い作品でした。仲間グループの最後の一人(唯一比較的まともだったピート)は映画にはない原作の最後の章で出てくるみたいですね。やはりまとも。
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