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時計じかけのオレンジのShoのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
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・"力と権力"のエロティシズムの世界観。
・男根のシンボライズ。シンボルを文字通り守る男たち。
・男根起き上がりこぶし
・セックスシーン早回し。
・映画洗脳強制
・雨に唄えば、犯行シーン
・良きせぬ洗脳。第九。
・洗脳解除と、罵詈雑言訓練。
・社会主義と芸術家の封殺。芸術の利用。
・未来のオリジナル動詞

無秩序な世界。家庭内の権力の不在により、自らを権力とした主人公。弱肉強食。人間の根源にあるもの。力なきものは奪われるのみ。力を奪われて、反撃さえ出来ない弱者となった主人公。親も見捨て、見下していたあらゆる人から虐げられ、たちまち最下層へ転がり込んでいく。最終的には政治家という最高権力に利用されるべく、力(暴力性)を取り戻させられる始末。

善悪とはなんなのか。善は無抵抗か?善の名の下に人類はヒエラルキーのピラミッドを忙しなく入れ替えているだけに過ぎないのではないか。
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