Kento

時計じかけのオレンジのKentoのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
5.0
強烈な悪

"一番の悪は、自分を悪と思わないやつの事だ"
って何かで見たことあるけどなんだっけな

トラウマ作品

主人公のアレックスは
白スーツにシルクハットを身に纏い、仲間達と 残虐な行為を繰り返してゆく

そんなある日捕まってしまったアレックス
だったが更生プログラムに志願し…

ダークナイトのヒースレジャーも元にしたという悪の権化の様なアレックスと

更生プログラム受講後の綺麗なアレックスという対比が良かった

出所後のアレックスを襲う暴力や、性、第九

それは報いか洗礼なのか

全て把握仕切れている訳ではありませんが、
様々な風刺が散りばめられていそうです

あとは音楽が素晴らしい
"雨に唄えば"やベートーヴェンの"第九"など
それがより残虐性や恐ろしさを倍増させています

ちなみに、本編の内容は差し置いて
裏話で主演のマルコム・マクダウェルが色々大変な目にあっているのが個人的にトラウマです

あのシーンは観てて痛い😫

胸くそ悪くなるシーンが多いですが、
作品の質はかなり高いと思います

耐性がある方はどうぞ
Kento

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