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時計じかけのオレンジのyuzuのレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
2.6
人間の本質は変わることがないという、わりと救いのない映画。

憎しみからくる暴力ではなく快楽を得るための暴力シーンは何とも不気味で、緊張の意味で心拍数があがり不快なきもちだった。
内容は好きとは言えないけれど、映画としては色彩や構図がキューブリックらしく斬新でかっこいい。レコード屋さんのインテリアが特に好き。オリジナルのスラングや、脇役の変な口癖がおもしろくて、世界に引き込まれるような感覚があった。

また時間をあけて観てみたい。
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