グリーンブックのyuzuのネタバレレビュー・内容・結末

すきなシーンメモ

・フライドチキンの食べ方レクチャーから黒人はフライドチキンが好きハラスメント

・チキンを投げ捨てるときは笑ってたドクがドリンクを投げた瞬間に理解できないという顔になるところがくすりと笑えた

・白人でも黒人でもなく人間でもない自分は何なんだと今まで溜め込んでいたものを吐き出すシーンはドクが普段は理性的な態度であるからこそより一層胸にきた(このシーンに辿り着くまでにドクの置かれる境遇がわかるシーンがうまく散りばめられているので感情移入しやすい)

・喧嘩の翌日、すごく不慣れな感じで謝るドクがかわいい

・バーで現金を見せてしまったことで二人組に狙われそうな、ちょっと不穏な空気が観客に伝わるがトニーが鋭く勘付いていて危機を回避できるところ。トニーの方が黒い世界で生きてきたっていう言葉に説得力を持たせ、さらに銃は持ってないと言ってたのに本当は持ってたという伏線も回収

・雨の中パトカーに止められて不当な扱いを受ける→終盤、雪の中パトカーに止められ、またか！と思うが警官はトニーたちの車がパンクしてると親切で教えてくれた上に雪の中交通整理をして助けてくれる

・トニーの暴力的で破天荒な第一印象から浮気者かと思いきや(偏見)、とても家族思いで奥さんを大事にしてるところが好感度うなぎのぼり

・クリスマス、トニー家の大袈裟なくらい騒がしいシーンから一転してドクの城の静まり帰った寂しい空気感が伝わる

・トニーの奥さんへのお手紙をドクが考えてくれるところ


全体的に物語終盤でのカタルシスが最高にきもちいい。悲しい出来事も起こるけど人生はそれだけではないとポジティブになれる。そしてさらに感動的なのが、これが実話を基にした物語であるということ！

アカデミー賞も納得、人にオススメしたい映画です。