ヒナ子

時計じかけのオレンジのヒナ子のレビュー・感想・評価

時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)
3.6
まず最初に、作品の存在を知って観ようと思ってから5年以上経っていながら、iPadで寝転びながらあっさり観た自分…てなりましたが、これは10代の間に観ておくべきだったなと後悔した。今の自分にはこの映像を観たときの衝撃がほとんどなくて、意外にもあっさり観れてしまったことが、なんだか残念だった…18歳のときとかに観てたら雷に打たれたような衝撃を覚えたと思う。
この映画の魅力に関して語るまでもないとは思うけど、美しい名曲達に狂気性を孕ませてしまうセンスはなかなか、、雨に唄えばがこんなことになるとは作曲者は思ってないだろう。
正常な人間はまったくと言っていい程出てこないという徹底ぶり、基地外人間がやりたい放題でやって終わるのではなく、ヘンテコな更生の過程があったり、謎の結末があったり、飽きさせないのは流石キューブリック様。地味に気になったのはイボイボのベットマット、あれ寝心地いいのかな。
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