すっごく面白かった〜
三時間すごく楽しめた、結構笑った
オードリー演じるイライザがどんどん魅力的になっていく。
レディと花売りの違いは、どう振る舞うかではなく、どう扱われるか、って名言だな。
美しく扱ってくれるから美しく在れる。
自分を大事に扱ってくれる人のことを大切にしようね、ってメッセージに思えた。
言葉を話せない赤ん坊が、親の手を借りて大人になって、自立していく様を描いてるように感じた。
そうやって見ると、なんだか子離れできない父親みたい。
最後の、まだうまく言葉を話せず、作法の学びもない頃の娘の声を一人さびしく部屋で聴いている姿が自分の娘の赤ん坊だった頃の声を聴いている感じ。
頑固な父親のことが何だかんだ放っとけずに娘のほうが大人になって、娘から歩み寄っていくような。
本来何十年とかけて歩む親子の関係を、師弟関係になぞらえて、数カ月というスパンに凝縮して伝えてくれてる感じ。
オードリーはローマの休日が最高に美しいんだけど、この映画のオードリーはそれに次ぐ美しさ。容姿的な美しさと内面の美しさを存分に披露してくれる。
全盛期のオードリーと同じ時代に生きたかった…
個人的には世界で一番美しい女優です。