午前十時の映画祭にて。
VHSでしか見たことなかったから、スクリーンで鑑賞できて嬉しい!
下町の花売り娘が発音から所作まで全身オーバーホールされていき、すっかりレディへと変身した後は顔付きからして全て違う!
オードリーの役作りには頭が下がる思いだ。
一方で話の内容については、男女の社会的地位(女性参政権についてのくだりも作中にあり)やイギリスの階級社会など、現代の日本に暮らす私からするとかなり驚いてしまう。
ヒギンズ教授の男尊女卑な価値観も…当時だと普通なのかな。どうして教授に心惹かれていくのか謎のままだった。
教授も教授で、あれだけ女は嫌いだー!って歌ってたのに、いつの間に好きになってたの??
その辺り、深く掘り下げてくれたらもっとよかったと思う。
ロマンチックコメディと言うよりも、女性の自立を描いた作品という印象でした。