ローズまりぃ

クライモリ/間違ったターンのローズまりぃのネタバレレビュー・内容・結末

3.0

このレビューはネタバレを含みます

417本目。
車をぶつけちゃった後の心配の仕方とか立ち振る舞いとかまぁスコットの車じゃなかったからかもしれないけどでもカーリー達を助けるため自分が囮になって率先して行動できるとことか中々こういうパニック系で主人公以外活躍しないから珍しいタイプだった。でもなんか首から下げてる向日葵のネックレスが絶妙にダサくてなんで?っていうのに意識が持ってかれた。
1番なんだこれって思ったのがマウンテンマン達の家で息を殺してフランシーンが切り刻まれてる所を隙間から覗くみたいなシーン…なぜか紙みたいな絶対作り物の顔が覗き込んでるのに違和感しかなかった。グロさはいいところで画面が切り替わるから皆無。





伝説のマウンテンマンは近親婚の弊害や遺伝子の変異で生まれてしまった醜い姿をした人間だった。しかも変異による筋肉の異常発達や暴力的傾向がありその醜い容姿から人里を離れ山の森の中深くひっそりと暮らしていた。そして恐ろしい事にその主食が人間の肉で山へと迷い込んでくる人間たちを捕獲しては切り刻み食べていた。山へと入った者は行方不明者として消息が絶たれている。
ウェストバージニア州の未開発地を医師のクリスは南へと車を走らせていた。しかし8キロ先で起きた自動車事故の渋滞に巻き込まれ困ってしまう。しかも時間よりも遅れる事を携帯で連絡しようとしたが電池が切れてしまい連絡も出来なくなってしまった。そこで元来た道を折り返し「給油所まで1・6キロ」と書かれた看板を見つけ脇道へと入って行くとそこには一人の老人が居たが「公衆電話は壊れている」と言う。クリスはそこで一枚の地図を見つけ老人に「このベアマウンテン街道はなぜ点線になっているんですか?」と聞くと老人は「塗装がされていない、砂利道だ」と答える。しかしその道を行けば30キロ先で国道と合流している事を知り決して入ってはいけない山道へと入って行く。山道の途中で道が二手に分かれておりクリスは「ベアマウンテン街道」と書かれた看板が立っていた細い道へと入って行く。
舗装されていない砂利道を進むクリスだったが死んでいたシカに気を取られバックミラーで確認していると前方には一台の車が立ち往生していて気づかずにぶつかってしまう。その車には5人の男女が乗っており車は道に誰かによって張られていた有刺鉄線でパンクしてしまったらしい。エヴァンとフランシーンの2人を車に残して4人は電話を求めて山の奥へと入って行く。しかしそこは行き止まりになっており別の道を探し歩き出す。その頃車に残っていた二人に異変が起きていた。エヴァンが居なくなったのに気づき森へと入るフランシーンだったがそこにはエヴァンの靴と切られた耳が落ちておりフランシーンは恐怖にかられ引き返そうとするが何者かによって殺された。(しかも殺され方グサッとかの簡単な見せ方じゃないのもいい。あと2場面の見せ方もうまい)
山を歩き一軒の家を見つける4人、そこには沢山の車が放置されていて何かおかしいと感じたクリスは嫌な予感がする。しかし電話を借りる為家の中に入る4人。家には誰も居らず留守だった。レコードは回りっぱなしで放置され鍋は火が付いた状態で何かが煮込まれていて家の中には沢山の車の鍵が置いてあった。トイレには人間の歯らしきものが瓶に詰められ置いてあったり冷蔵庫には内臓がパックに詰められていた。その時トイレに入っていたカーリーが風呂場の中に人間の手を見つけ叫び声を上げる。急いで逃げようとするがそこへ家の住人が車で帰って来た。住人が手にしていたものはフランシーンの死体。そして隠れていた4人の目の前でフランシーンの死体は切り刻まれていく。その家の住人はマウンテンマンだった。マウンテンマンが寝静まると4人は静かに逃げ出そうとゆっくりドアの方に向かうがあと一歩という所で見つかってしまいとにかく走って逃げる4人。そしてたどり着いた場所は車が沢山放置された広場だった。それは今まで犠牲になってきた人々の車。そこへマウンテンマンが車でやって来て車から降り4人を探し始める。隠れていた4人だったがマウンテンマンが乗って来た車のエンジンが掛けっぱなしである事に気づき何とか車を奪って逃げようと考える。ヘンリーが走ってマウンテンマンの気を引くが銃で足を撃たれる。それを見ていたカーリーの彼氏のスコットは自分もおとりになる為にマウンテンマンの気を引き走り出す。ヘンリーは何とか車を奪いカーリーとジェシーの3人でスコットを探すが見つけた時にはスコットはマウンテンマンが放った矢に射ぬかれ死んでしまう。
ぬかるみに車がハマり動けなくなってしまい仕方なく車を諦めて3人は徒歩で街道を探して歩き出す。そこで偶然見つけた監視塔に登る3人。監視塔からは街道は見えず見渡す限り山と森ばかりだった。そして無線機を見つけ助けを呼ぶが誰も応答してくれない。そこに奴がやって来る。慌てて発煙筒の光を隠し息をひそめてやり過ごす。何とか気づかれずに通りすぎるマウンテンマンだがその時無線機が応答に応えマウンテンマンに気づかれてしまう。マウンテンマンは無線機の線を切り監視塔に火をつけた。窓を割り木を伝い逃げ出す3人だったがマウンテンマンに見つかりカーリーが犠牲となってしまった。何とか滝の裏に身を隠すヘンリーとジェシー。朝が来るのを待ち歩きだす2人の前に街道が見えた。街道に降りるには崖を降りるしかない。どうやって降りるか悩んでいるとそこへマウンテンマンがやって来てヘンリーは崖から落とされジェシーは連れ去られてしまう。丁度そこへ警察の車がやってきて急いで車の前に立ちはだかりヘンリーは車を止める。警官は「監視塔から助けを求めてきた者か?」と聞くがその時警官の目にマウンテンマンの放った矢が刺さり死んでしまう。ヘンリーは急いで隠れマウンテンマンに見つからずに済むが殺された警官を車に乗せて行ってしまおうとするマウンテンマン。ヘンリーはジェシーを助ける為に車の底につかまり奴らの住み家へと舞い戻る。
先に連れられてきていたジェシーは台の上にロープで縛られていた。首にナイフを突きつけられ殺されそうになっていた時警官の車に乗って帰って来たマウンテンマンのおかげで難を逃れる。マウンテンマンは先に警官の死体を切り刻み始めた。車の底から降りたヘンリーは家に火を点け車で突っ込みマウンテンマンを倒していく。そしてジェシーの縄を解こうとするが強靱の持ち主のマウンテンマンは死んでおらずヘンリーに襲いかかる。ジェシーは自力で縄を解きヘンリーに加勢しなんとか家から逃げ出すがマウンテンマンは完全には死んでいなかった。しかし銃弾はあと一発しかない。そこで燃える車に銃の玉を当て爆破させ生き残った二人はマウンテンマンの車に乗りガソリンスタンドまでやってくるとヘンリーは車を停めマウンテンマン街道が載っている地図を剥がし立ち去る。その頃一人の警官が燃えカスの中からマウンテンマンの死体を見つけていた。しかし生き残っていた1人のマウンテンマンによって殺されてしまう。そしてマウンテンマンの雄叫びが山中に響き渡るのだった。
ローズまりぃ

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