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ヒポクラテスたちのtackyのレビュー・感想・評価

ヒポクラテスたち(1980年製作の映画)
1.4
限りなく限界に近い才能。
いきなり白衣に「脚本、監督、大森一樹」
ダサ。

第一回城戸賞受賞者という触れ込みで、当時大注目だった大森氏だが、自身で監督したその「オレンジロード急行」が大コケ、当時期待を持って劇場に観に行ったが、裏切られた苦い思い出がある。

所謂、世間では氏の最高傑作と言われている作品なのだが、誰でも一度だけ、自分の歩んだ道を書けば名作が書けるというが、こりゃダメだ。
昔の府立医大ロケの建物が物悲しい。

最後に、古尾谷雅人は素晴らしかったが、ヒロインの伊藤蘭がどうしようもなく、その後女優として大成しなかったのがよくわかる。この重要な役、他の女優さんなら、少しは評価が高くなったのに。
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