社会からドロップアウトせざるをえなかったふたりの再生のおはなし。好きなやつでした。
砂浜とワインボトルのみでつながれたメッセージがもどかしくもせつないですな。よう見つけられるものやとおもたですが。笑。
相手も自分と同じだと思ったとき、今までにない力がわいてくるもんなのですね。
他人事だとは思えなくなるのはもちろんのこと、なによりひとりじゃないって、認識することは想像以上の力をくれるのかもですね。
鍵をあけて陽の光の中飛び出す姿が染みたなあ。踊る髪とほっそい背中。
幸せな記憶なんて、あればあるだけ邪魔なんじゃないかと思ってた時期がありました。
そんなもんがあるから、希望なんてもってしまう。
けど、なんだかんだ強烈な幸福感こそが絶望に打ち勝つ最大の武器なのかもですね。
ちと生理的にどうなんてとこがあったりもしたんですが。笑。
よいおはなしでした。