ファーストガンダム編集映画版最終章。
ララァが出てきて、ガンダムのもう一つの真髄、ニュータイプにガッツリスポットライトが当たります。
人類の進化。
これから先どうなるかは分かりませんが、もしかしたら心を読み合うことができる?不思議な繋がりを生むかもしれません(実際にそうなったら嫌だけど…)
いろんな人たちがニュータイプにどんどん覚醒していくのは、なんのこっちゃわかりませんが、得体の知れない力を得ていくのはなんだか胸熱です。
観れば観るほどスターウォーズ スカイウォーカーの夜明けは、これをオマージュしたんじゃないかって思いますね。
そして物語の核心であるシャアの目論見がどんどん達成されていきます。
ガンダムオリジンはこのとてつもない心の底から湧き上がる復讐心を垣間見ることができ、これを観てから再鑑賞しているので、むちゃくちゃシャアに感情移入できました。
シャアはなんら変わってはいなかった。
キャスバル・レム・ダイクンとして、悲願達成へと向かう様は込み上げるものがあります。
アルテイシアを想う優しい兄は消えていません。
ジオンの崩壊へと向かう戦闘描写は圧巻の一言。
あの時代に手書きのみでここまで引き込むアニメーションを描き上げたのは執念を感じます。
ファーストガンダムが好きなのは、この感動のラストが完璧だと思うからなんですよね。
みんなを助けたアムロが見当たらない。
でも子どもたちがアムロと会話し、脱出するシーンはもうっ!!
壮大なスペースオペラのエンディングに相応しい、これしかない!と思わせてくれる。
何度観ても心が震えますね。
ガンダムがあったから、ロボットアニメーションを、スペースオペラを好きになりました。
これは断言できます。
僕の人生に深く深く刻まれた傑作。
製作陣の皆様、溢れんばかりの情熱と共に作品を作り上げてくださり、本当にありがとうございます。
40年経っても、ストーリーの深みや、人間ドラマ、ロボットアクションは色褪せることなく不変です!!