永遠の命はメリットばかりじゃない、というのはいいんだけど、差別発言が普通に出てくるのが微妙なのと、若さと美しさが結び付いてるのは自然の理じゃなくて人間社会が作り出した後天的な空気だと思う。
あと、この終わり方だと、男性は不老不死の体質にならなくても人生に満足できるけど女性は美しさを保ちたいものだ……みたいな、家父長制から来るジェンダーロールを固定化してしまっている。
美しさ=若さというのも単純だし、他者の評価で美しさ=人間の価値が決まってるかのような世界観は受け入れ難い保守的なもの。
全体的にテンポが良く、程良いギャグが程良いタイミングで都度都度入ってくるのが数少ない救いかも。