ことのは

スタンド・バイ・ミーのことのはのレビュー・感想・評価

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)
3.5
【12才の夏、誰も大人になんかなりたくなかった…。】

行方不明の死体を探しに出かけた、小学生の男の子4人のスティーブン・キング原作のお話。

NETFLIXのホーム画面でみかけて鑑賞。

リヴァー・フェニックス出演作として有名だけど、主演の気弱そうなコーディ演じる、ウィル・ウィートン少年のナイーブな演技が久しぶりに観ると素晴らしかった。

子どもの頃に観ていたら、絶対友だちと冒険に出かけずにいられなくなる様な、男の子たちが『スタンド・バイ・ミー』=支え合い成長する、美しいひと夏の冒険譚だった。

12歳の頃は、友だちとふざけ合ったりする毎日が世界の全てで、その世界から一歩踏み出した冒険の記憶は、ずっと宝物の様に身体の一部になるんだと思う。
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