半兵衛

奇跡の半兵衛のレビュー・感想・評価

奇跡(1954年製作の映画)
4.7
特に際立った演出をしているわけではないのに、平凡な一家にあらわれた問題、そしてその結末が自然に、それでいてドラマチックに描かれる語り口は圧倒される。
自分がキリストだと思い込んだ正気を失った次男の演技は「精神異常」と「聖人」の間をスレスレで通っていてすごいと思う。特にあのしゃべり方は。
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