このレビューはネタバレを含みます
ハビエル・バルデム見たさでしたが、彼の演技は相変わらず凄いというかすさまじい。
本作は黒澤明監督の「生きる」にインスパイアされたとのことです。
👇ネガティブな感想となります🙏
この映画の世界観、空気感が苦手です。「バベル」も苦手でした。
社会の底辺で子供たちのために必死に生きながら、絶望の中で死んでゆく男の話。
子供に「ビューティフル」の正しいつづりも教えられない主人公ウスバル。
人のために頑張っているのにトラブル続きで暮らしは豊かにならず、おまけにガンで余命2ヶ月と宣告。妻は精神不安定で頼れず、2人の子供のゆく末を考えると…
スペインの不法移住者問題なども触れています。
観る側に委ねられる作品です。
ちゃんと受け取れる人には、深くて面白い作品なんだと思います。
受け取れないのは私の力不足なんですが…。
エピソードがたくさん詰まりすぎてて、どの場面も深く印象に残らなかった。
映像とサウンドが暗すぎて肌に合わずでした。
ハビエル・バルデムの演技力で、2時間以上の重い内容も最後まで見れました。