1971年、ロンドンで実際に起こった史上最大の銀行強盗事件「ベイカーストリート強盗事件」を基にしたクライム映画。
しがない強盗団が実行した犯罪が、政府や裏社会を巻き込む大騒動に発展する様を描いている。あるスキャンダル写真を巡って多くの勢力が複雑に絡み合う中で、スリリングな駆け引きもあり中々見応えがある。主演はジェイソン・ステイサムだが、いつもの脳筋キャラじゃなく、冷静沈着な頭脳派の役だったのは新鮮で良かった。ラストもスッキリする締め方で好印象。ただ、派手なアクションはないので、ステイサム無双を期待すると肩透かしを喰らうので注意。