チダ

パンズ・ラビリンスのチダのネタバレレビュー・内容・結末

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

ギレルモデルトロ監督とメチャクチャ相性悪い!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!(2)

ピノキオ見てからパンズラビリンス見て確信したけどやっぱギレルモ監督、基本的に人外の方が好きだし人間にさして関心ないし期待もしてない感じするな…
「人生はおとぎ話じゃないのよ!」→おとぎ話オチがなんか…なんか〜〜〜…!!!!!!!
おとぎ話(空想)に逃げ込むしかないほど辛いよネ、人生(と死)って…みたいなことなのか!?実際そうかもしれんけどあまりに世知辛いよ!!!!!!!!!!!人間嫌いすぎだろ!!!!!!!!!!!!!!!!
主人公が最後実際に地下のお姫様として迎え入れられたとしても死ぬ間際の幻想だったとしてもなんか…なんか…!腑に落ちねえ!!!!
現実からも突き放されて空想(パン)からも突き放されて主人公が可哀想すぎだ…違うと信じたいけど現実も空想も本当で最後の最期の王座に迎え入れられるところだけが主人公が見た夢で幻覚だったらもう本当に救われないな…どこにも逃げ込めないじゃん…

あとパンの最後の「やっぱ嘘でした〜!最後のあなたの選択は正解で〜す!」がハ?ってなった
人の決死の覚悟を地雷女みてえな温度感でおためしするな!主人公、あんな地獄みてえな家で頑張ってたのに…!かわいそうだろ…
そんで「いえ、わたくし、素敵なファンタジーなのですが…?」みたいなポスター、マジで詐欺すぎるだろ!画面が金色だったの最後一瞬だけだったじゃねえか!!!!!!!!あとほぼ真っ暗だったし血と銃声と死しかなかっただろ!!!!!!!!!!!!

あとあまりに鬱映画鬱映画って言われすぎだ!
そういうものなのか…!?と思って変に身構えてしまってなんか肩透かしだった 事前情報は変に入れない方がいいね…

ただピノキオでもそうだったけどクリーチャーや背景のデザインは不気味ながらも目が離せないつくりで本当に素晴らしかった 衣装も素晴らしいし曲も俳優さんの演技も本当に素晴らしくて……
ただ物語のチューニングだけがギレルモ監督と絶望的に合わない…なんで…?
チダ

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