Shu

パンズ・ラビリンスのShuのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.0
1944年のスペイン内線下のお話。
父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らす少女オフェリアは、恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り出す。オフェリアが屋敷の近くに不思議な迷宮を見つけ出して足を踏み入れると、迷宮の守護神が現われ彼女に危険な3つの試練を与える(解説より)
見終わった後なんともやりきれない想いに深いため息が出た。
逃れようも無い残酷な現実から逃避するかのように幻想に浸る少女。
ハッピーエンドにもバッドエンドにも取れるラスト。テリー・ギリアムやデヴィッド・クローネンバーグが好きな人なら割と楽しめるのではないでしょうか。私は心に深く刻まれました。

(2007年10月23日レビュー転載)
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