プレミアムネムネム

パンズ・ラビリンスのプレミアムネムネムのレビュー・感想・評価

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)
4.2
日本での上映権がなくなるとのことで、大きなスクリーンで観ておきたい…と思い🌟
19歳の頃、初めてこれをレンタルして観たときに「もっといろんなタイプの映画をみよう!」と思ったな。私の映画好きのきっかけになった作品。

あの頃は内戦のこと、支配のこと、虐殺のこと、
虐殺をするオフェリアの義理父は勿論、「なぜあんなのと再婚した…」と母に対しての悲しみと怒りがあった。
でも今改めてみたらいろんな感情がごちゃ混ぜになるな…特にオフェリアの母に対してはもう…
そして弟を一番に考えた幼いオフェリアで号泣…最近まじで涙腺弱すぎる

ぶどうのところ、19歳で初めてみた時はちょっとイライラしちゃったのだけど
30超えた今みたらかわいいもんだよね。そうだよね、あんな暮らしの中であんな美味しそうなものがあったら食べちゃうよ。だって子供だもの…🥲

デルトロのこのおどろおどろしい世界と、ラストの悲しくも幸せだろう(と信じたい、あくまでも戦争の中を生きるよりは)結末をスクリーンで観れてよかった!