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ターミネーターのぉゅのレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
4.0
2021年 鑑賞 21-160-6
「エイリアン2」「タイタニック」「アバター」等のジェームズ・キャメロン監督・脚本の、「ターミネーター」シリーズの第1作目。

ロサンゼルスのとある施設内に、青い電光とともに筋骨逞しい男性(アーノルド・シュワルツェネッガーさん)が現れ、片っ端から服や銃を強奪する。「サラ・コナー(リンダ・ハミルトンさん)」という名前と「ロサンゼルス」という住所だけを頼りに、電話帳に載っている同姓同名の女性を順番に殺していく。一方、遅れて現れた別の若い男性カイル・リース(マイケル・ビーンさん)も、今ここが1984年5月12日木曜日のロサンゼルスであることを確認すると、悪夢にうなされつつサラ・コナーを探し始める。最後のサラ・コナー宅に侵入した逞しい男性は、サラと同居する友人とそのボーイフレンドを殺害し、外出中のサラの顔と声の情報を入手。ついに彼女が町のディスコにいることを突き止め、現地へ乗り込み殺害を実行しようと銃口を向け...

ー ジェームズ・キャメロン祭り 第1弾 ー
ターミネーターことT800、怖っ!おどろおどろしい...

サラ・コナー、T800、カイルの3人が出会ったクラブから、コナーとカイルを追いかけるT800のシーン、カーアクションと、最高のテンションが続く!

電話帳殺人事件、未来での核戦争、サイボーグの反乱、レーザー、傷跡、ジョン・コナー、サラの未来の子ども... 知っているつもりだったが、改めて聞くとしっかりしているし、恐ろしい...

T800が自ら弾を取り出すシーン、音も相まってリアルに感じる... 痛々しいし、眼球のシーンは、生々しくて気持ち悪い...
また、薄暗い刑務所、銃を連射し、サラを追い込むT800、サラの母の声色を使い、サラと会話し、サラたちの居場所を探る様は、まさにしつこ恐怖だ...

“私が未来を救う母親に見える?”
刑務所を抜け出したサラとカイル、ジョンからの手紙、荒廃した未来、キッチン付きのモーテル、手作りのプラスティック爆弾、やはりそういうことか... カイルは、ある意味であの人の父になったということか...

“I’ll be back”
炎の中のT800。それでも執拗に追いかけてくる... ここまで来るとホラーエッセンスを感じる。が、CGも無い時代の作品と考えると、驚愕で圧巻... もう最高過ぎる!映像・演技・ストーリー・音楽やBGM、効果音の四位一体の名作だ!もぅ、キャメロン監督の頭の中の一部分が欲しいぐらいだ!

追いかける時の映像、あの右目、まさにあの作品のガンマン406号を想起させる...

T800もサラ・コナーも若い。作品も’80年代後半、キャメロン監督も駆け出しの時代。当時はB級作品とされていたそう... まさかの大化けで、名シリーズの1作目へとなる。もう別の意味で大どんでん返し作品だなって思った。ポラロイド写真もね...

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