チッコーネ

ターミネーターのチッコーネのレビュー・感想・評価

ターミネーター(1984年製作の映画)
3.5
人工知能に言及する脚本と、「この時代にもう、こんなことができたのネ」と驚かされるCGが良い出来のSFエンタメアクション。
いきなりフルヌードのシュワルツェネッガーはまだ初々しい佇まいながら悪役、しかし中盤からフランケンシュタインばりの額+眉潰しという特殊メイク→さらに片目陥没と異様な風貌の変遷を辿っていく。
『テクノワール』なる店名のディスコで展開される場面では、当時の盛り場風俗も確認可能、またクライマックスには3段オチを用意と、サービス精神は充分。
舞台のひとつとなる2029年まであと5年、一般レベルまで降りてこない先進技術は、同様に進化しているのだろうか。