マツモトタクシー

黄金の犬のマツモトタクシーのレビュー・感想・評価

黄金の犬(1979年製作の映画)
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YouTubeの「苦肉祭チャンネル」
その中の1コーナー米粒写経の居島一平さんと活弁士の阪本頼光さんでお送りする「暗黒迷画座」
古今東西の邦画、洋画を問わず様々な隠れた名作から珍品、迷品までを紹介する番組
それを観ていてU-NEXTに有ったので鑑賞📺



徳間書店25周年記念作品
西村寿行 原作
池広一夫 監督作品


今回はかなりな下ネタと虐待
よゐこの皆はスルーでお願いします😁


飼い主に北海道の熊狩りに連れて行かれたゴロ
飼い主が亡くなりはぐれてしまったゴロは帰省本能で東京に帰ろうとする

道中出会った永山勇吉(夏木勲)から国家機密の汚職の全貌がわかるマイクロチップを首輪に付けられ託される
チップを取り戻す為に殺し屋の田沼(地井武男)が行く先々に現れる

また以前から汚職を調査していた刑事の安高(鶴田浩二)はチップの行方を追い掛け亡くなったゴロの飼い主の妻、北守礼子(島田陽子)はゴロを探す為に行動を共にする。。





以下ネタバレ


前半は夏木勲とゴロのロードムービー的赴き
後半は政治家の汚職を暴く為に刑事の鶴田浩二と島田陽子が活躍するサスペンス


人気作家の作品ということもありTV ドラマ化も何度かされている様子📺



久々に「幻の湖」以来何を見さされているんだと思った迷品😁
そういえば「幻の湖」も東宝50周年記念作品だったなぁ。。😅


前半、出演者クレジットと共に流れる主題歌「天使の墓標」がとても濃い🎵

いきなり熊と戦わさせられるゴロ
その後、負傷した飼い主を運ぶ車に乗せて貰えず追い掛けるゴロ
海辺でアザラシと対決するゴロ
リアル対決😅オーストラリアのカンガルー殺す映画以来の凄惨さ🦘
襲われそうになる女性を発見、強姦魔襲えと指示され人間を襲うゴロ
電車から放り投げられるゴロ
川で溺れた少女を助けるゴロ
数頭のシェパードをけしかけられ襲われるゴロ
これもリアル対決🐕
数台のバイクに追い掛け回されるゴロ
兎に角ゴロは酷い目にあう汚れてドロドロ😅
リアルな対決、今なら炎上間違いナシ😅



殺し屋チイチイ田沼はドSで非道
池玲子さんは犯され奴隷になれと迫られる
その後田沼のアパートを訪ねた池さんは「俺が忘れられないのか」と嘲笑されながら「脱げ!」と言われ「カーテンを閉めて下さい」といっても「這え!」と言われそのままバックから犯される
島田陽子さんも四つん這いに。。お前の匂いを地面に染み込ませるのだぁ。。とのたまう😅



左遷されている警視の鶴田浩二さんは無茶苦茶、完全にサイコ😁
いきなり殺し屋を三人射殺
森田健作さんに「やり過ぎですよ」と注意されると「黙ってろ!」😁
その後も鶴田さんの暴走で何名か死亡😅
令状が無いけど連れて行くと言ったり、取調室でボコボコにしたり、民間人が従わないので手錠で無理やり捜査に連れて行ったり。。ドーベルマン刑事みたい😁
証拠がいると秘書を拉致、ベルトで鞭打ちして吐かせる
全体的にSM要素強いなぁ。。😅



途中パトカーを奪われ逃げられた殺し屋達を追い掛ける森田健作刑事
運良く現れた車は特別出演のトラック野郎の桃次郎🚛笑
「壊れたトラックはサツにつけとくぜ」と立ち去る桃次郎
健作刑事が甲高い声で「ご協力ありがとうごさいました~」と答えるコミカルな場面😁
微笑ましいと思っていた次の瞬間いきなり犯人に射殺されジーパンの様に死んでいく😁捕まえたんとちゃうんかい🤣
これも鶴田さんの暴走が原因だけど反省や苦悩はナシ😁



三田佳子さんも特別出演
ゴロを助けるという短い出番
病気がちで弟と近親相姦という本筋と全く関係ない設定、無くてもいいのではと思う。。😅



新聞記者役はクレジットないけど多分蜷川幸雄さんだと思う
舞台演出は素晴らしいが演じる方は兎に角大根だったとか。。😅

音楽は小野雄二さんなんで時々ルパン⁉️と思うSEアリ🎶😁

犬小屋がGORO表記で全然関係ないけどマツタクは懐かしい雑誌を思い出していた📚笑
小遣いが無くてよく巻頭グラビア立ち読みしたなぁ。。😅




これだけ様々な事があったが、やっと一応解決
だけど最後の鶴田さんの台詞が「あ~ぁ、帰ってビールが飲みてぇなぁ」で完
軽る~🤣🤣🤣

久々のポカ~ンでトンデモ作品🐷
スコアレスでお願いします🤣🤣🤣