ふみ

friends after 3.11【劇場版】のふみのレビュー・感想・評価

friends after 3.11【劇場版】(2011年製作の映画)
3.0
これが映画なのかはさておき。自分の能天気さを思い知った。地震も環境問題も戦争も、そういうことを自分事どころか、社会問題、みんなの問題として捉えて真剣に向き合ってる人たちの話。物語、じゃなくて実際の話。
かたや私は、25年間いろんな社会問題をどうしても自分事化できない。目先の楽しさや自分の人生にいつも精一杯だと思う。そもそも、私一人が頑張って何か変わるんですかという気持ちがその根本にはある。
その答えのような言葉を、最後の教授が話してた。「客観的な人たちを見て、ガクッとなる諦めたくなることもある。でもここで僕達が絶望したら終わりだから」という言葉を聞いて、どこまですごい人たちなんだよと思った。自分の行動で明日の日本やみんなが変わるわけじゃない、けど自分達の人生を日本をみんなを守るために、全力で行動できる人たち、本当にかっこいいと思った。
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