ふみ

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のふみのレビュー・感想・評価

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アニメと旧劇が本当に好きすぎるが故、ちょっと全体的な台詞や内面にしっくりこないところが多い……とはいえ、カオルくんとシンジの関係性が素晴らしい、そしてアスカの制服姿がかわいい

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「素直になっても嫌な思いするだけです」

加持とシンジ
「大人はさずるいくらいがちょうどいいんだ」
「何かを作る何かを育てるってのはイイぞ。色んなことが見えるしわかってくる。たのしいこととかな。」
「つらいこともでしょ」
「つらいのは嫌いか?」
「好きじゃないです」
「たのしいこと見つけたかい?
それもいいさ。けど…つらいことを知ってる人間のほうがそれだけ人にやさしく出来る。それは弱さとは違うからな。」

アスカ
「元々みんなで食事ってのが苦手だし、他人と合わせて楽しいフリをするのも疲れるし、他人の幸せを見るのがイヤだったし。私はエヴァに乗れれば良かったんだし。元々一人が好きなんだし馴れ合いの友達はいらなかったし、私をちゃんと見てくれる人は初めからいないし。戦績のトップスコアさえあればネルフで一人でも食べていけるしね。
でも最近他人といるのもいいなって思うこともあったんだ。私には似合わないけど。」
「誰かと話すって心地いいのね知らなかった…」
「この世界はあなたの知らない面白いことで満ち満ちているわよ 楽しみなさい」

綾波レイとシンジ
「耳を塞ぐと心も塞がるんだ、イヤな世界と触れ合わなくて済むからね」
「イヤな世界?」
「そうさ 嫌いな父さんのいる世界、怖い使徒やエヴァのいる世界、辛いことをやらされる世界、ダミーがあれば父さんは僕がいらない世界、僕も友だちも傷つく世界。でもいいこともあったんだ、けど結局は壊れてしまう。イヤな世界さ。
もう捨てるんだ、これしてると父さんが僕をイヤな世界から守ってくれると思ってたんだ、僕の勝手な思い込みさ」
「碇くんはわかろうとしたの お父さんを?」
「わかろうとした」
「何もしなかったんじゃないの?」
「わかろうとしたんだよ!悪いのは父さんだ!僕を逃げ出した父さんじゃないか!」

ゲンドウとシンジ
「自分の願望はあらゆる犠牲を払い自分の力で実現させるものだ。他人から与えられるものではない。シンジ 大人になれ」
「僕には何が大人かわかりません」

「そうやっていじけていたって何にも楽しいことないよ」
ふみ

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