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阪急電車 片道15分の奇跡のfishのレビュー・感想・評価

阪急電車 片道15分の奇跡(2011年製作の映画)
3.5
よかった。
2回くらいホロリとする場面も。
もともと原作は読んだことがあったけれど個人的には映画の方が好きかもしれない。
俳優陣がよりリアリティをもたせてくれて、この世の中悪くないな、と思わせてくれました。
初々しいカップルは見てるだけでほっこり笑顔になるし、中谷美紀の美しさはキラリと輝いていました。
そしてキーパーソンのおばあちゃん。
孫に対しても1人の女性として扱っていて、優しい毒を含んだ言葉も発する。
あのおばあちゃんに育てられた孫が大きくなったらどんな女性になるんだろう、と想像が膨らみます。芦田愛菜の演技もやっぱり素晴らしくておばあちゃんとのやりとりはとても印象的でした。
エンディングのaikoの曲もなんだか懐かしくて、物語全体を通してなんだか懐かしく、晴れの日の2時くらいのほっこりした太陽に照らされた気分になりました。
また観たい。



価値観の違う人とは、辛いと思えるうちに離れといたほうがいいねん。無理に合わせて一緒におったら、自分もそっち側の価値観に慣れてしまうから。

心に残ったセリフ。
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