トランスマスター

ミッドナイト・イン・パリのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)
4.0
♯65 パリの幻想的な時空旅行

舞台は2010年代のパリ
主人公は、ハリウッドの映画脚本家であるギル・ペンダー。
彼は小説家を目指している最中に、婚約者のイネスとパリを訪れるところから始まります。ギルはパリに住みたいと思っている一方で、イネスは西海岸のマリブに住むことを望んでいます。ある夜、ギルはワインで酔った状態でパリの街を歩いていると、禁酒法時代のマフィアが乗るようなクラシックカーが現れタイムスリップします。黄金時代と評される 1920年代に到着したギルはそこで、コール・ポーターやF・スコット・フィッツジェラルド、アーネスト・ヘミングウェイなどの偉人たちと交流することになります。

◆良い点/注目ポイント
・レイチェル・アクアダムスは、恋人をタイムスリップさせる女優の特許を持っています(嘘)。
・骨董品屋のお姉さんにレア・セドゥを起用してめちゃくちゃ贅沢な使い方だなと思っていたら…。

◆改善点
・いつも神対応のレイチェル・アクアダムスがまさかのヴィラン。彼女のイメージに合いません。しかし彼女でないと主人公がタイムトラベルできない…。

◆総括
・いつの時代も過去は美化されるもの。

私は1990年代のファッション、音楽、カルチャーにとてつもなく愛着が有りますが、
スマホとWi-Fiとサブスクが有る現代こそ最高です。

-2024年65本目-