嫌よ嫌よも好きのうち VS. レイプ
人間って本来、痛みを極力避けて快感を追い求めるはずなのに叩いて!とか噛んで!とかどういうことでしょうか?
この映画はそんな人間の矛盾する不思議を考えさせるものだった。
公開当時はその不快な内容が問題になったらしいが、個人的には全く問題はなかった。イレイザーヘッドの方が500倍不快だった。
映画のテーマを通して監督の哲学が伝わりやすい作品で、ああー確かになーそういう風に生きものを捉えたら気持ち悪いなーとか自分とは違う考え方が面白いとは思った。しかし、肝心の話自体は特別引き込まれるものもなかった。