人は死に、そして生まれる。
この映画、前から観たかったのですが、中々機会がなくって、DVDも出ないし、、って、7年たっていつのまにかDVDが出ていた!
かなり長く待って期待値が高まり過ぎたか、期待以上とまではいきませんが、それでも見応え十分でした。
それにしても重い!元旦に観る映画ではなかったかも^^;
4時間38分、一応9章に分かれサブタイトルが出るので長さは苦にならなかった。
子供の頃に両親と姉を殺された少女サト。
妻と幼い子を殺された夫トモキ。
二人とその周りの人々の姿を描く群像劇。結構変化球ではある。
時が解決してくれることもあるけど、解決できないこともある。
失われたものは二度と戻らない。残されたものは、何を拠り所にその後の人生を生きていけばいいのだろうか?
天国なんてないことは分かっていても、それにすがりたくなることもある。
何ともこの世は生きづらい。
天国の物語。
脇役、ちょい役も渋くて豪華。
何度か挟まれる人形劇の人形が生きてるみたいで、美しくもちょっと怖い。
もう少し早く映画館で観たかった😢 でも観られて幸せ!