ヘヴンズ ストーリーの作品情報・感想・評価・動画配信

「ヘヴンズ ストーリー」に投稿された感想・評価

飽きずに4時間半観れたけどエンディングの曲の歌詞で補足の説明してしまっててズコーってなる。
https://cinemanokodoku.com/2020/03/21/heavensstory/

集合住宅、白い鳥、窓越しの電話、血まみれの石、クリスマス・・・
もう多分10年位前のデカローグ全10話一挙上映以来の長丁場に挑戦したその日に出会ったのもまた「デカローグ」でした。
この数年、暴力や憎しみを扱った映画がジワジワと増えてきて、僕は何となくそれから逃げ回ってきました。今も居心地の悪さは変わりませんが、それが時代を深く切り取る使命を負った世界中の監督たちの共通のテーマなのだということは分かっているつもりです。

憎しみが連鎖する世界に希望はあるのでしょうか?
憎しみが希望や新しい命を生むことはあるのでしょうか?
憎しみが人と人の繋がりを前提としているのなら、そのことこそが真実に近づく唯一の光なのかもしれません。
「神様はいるの?」
神様がいて、誰でもを正しい方向に導いてくれる神様がいて、一方的に、無条件に与えてくれる神様がいて。
そんな場所ではなく、僕らは人と繋がっている。誰かと繋がっている。ある時には憎しみで、ある時には希望で、ある時には傷つけ合って、ある時には支え合って。ハンパもんが繋がり合って生きている。そんな場所が・・・。

いつもそう思えるわけではありません。時にはドロドロとしたどす黒い憎しみとか妬みみたいなものが抑えても抑えても溢れ出てくることだって。
でも僕はやっぱり温もりとか希望や優しさのようなものを感じていたいのです。
小高い丘から見える小さな街と、その向こうのまた小さな街
桜、夏の陽射し、赤く色づいた落ち葉、雪・・・
見慣れた景色の美しさの向こうに「誰か」を感じることができるその時に。
2010年10月25日 (月)
悟

悟の感想・評価

4.5
脚本から凄すぎる。

復讐に関して、さまざまな環境に置かれた人にスポットライトを当てている。
それは4時間半にもなるわな。

それでいて、登場人物の行動に矛盾がない。

良い台詞もいっぱいあったが、かなり前に見たので忘れてしまった、、
yoruichi

yoruichiの感想・評価

2.6
憎しみと復讐からは 何も生まれないと同調したいところではある。良い場面もかなり多い。なのに 役者の問題ではなく 個体の表現の仕方に終始イラつかせる。
みなみ会館のオールナイトで鑑賞。

たしか、この作品と『サウダーヂ』が流れたはず。なぜこの二つだったかは、忘れてしまった。

ロードムービー的要素もあって、面白かった。クタクタになりながら観たのを覚えている。
acarii

acariiの感想・評価

3.4
私の目当てだった、忍成君は良かったです。
ただ、始まりがかなり弱いです…
長い映画なのにこの始まり方だと皆不安になるでしょう。後半から良くなってきます。

あと主人公が弱いのかなぁと思ったけど、
主人公とか決めてないようにも見えます。
それぞれのストーリー的な。

役者もいい人揃いだし、復讐代理人から球体人形作家までいろんなキャラクターが出てきておもしろいし、表現したいことはわかるので、惜しい感じがしました。
とぅん

とぅんの感想・評価

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一口に語れないテーマに4時間超えの尺は当然といえば当然か。
体力のない私には一気見というのは結構しんどかった。
家族を殺された男、少年Aだけでなく、そこから関係していく様々な人間模様が描かれて、群像劇としての完成度は抜群。
体調の良い日に観ないとやられるな。

俳優陣では山崎ハコの怪演が目を引く。
この人何者、と思って調べたら歌手なんですね。すげぇ。
個人的なイメージが先行しまくってるのは認めるが、風間俊介と並んで少年Aが似合う俳優・忍成修吾のキャスティングも良い。

何度も観れるような作品ではないけど、定期的に映画館で上映されているのも頷ける力作でした。
緑

緑の感想・評価

3.5
光市母子殺人事件等実在の事件をモチーフに
いろんな犯罪者と犯罪被害者の関係を描いた作品。
「友罪」「楽園」との地続き感。

廃校での佐藤浩一と村上淳の攻防が見応えあった。
こんなに活き活きとした佐藤浩一を観たのは初めて!
めちゃくちゃ動ける人という認識になった。

柄本明がなぜ娘夫婦と疎遠だったかが描かれていないため、
引き取ろうとした孫娘が逃げ出した意味がわからなかった。
傍目にはいい爺ちゃんに見えたのでかわいそうだなぁと。
家庭のことだからいろいろあったんだろうが、
これほどの尺があるのだからもう少しフォローがほしかった。

長谷川朝晴に復讐を託す寉岡萌希のずるさは
生来のものなのか、思春期由来のものなのか。
後者であってほしい。

ジョビジョバ以外で初めて観た長谷川朝晴は
華はないけどちゃんと役者だった。
もっと活躍の場に恵まれないものか。

派手なドンパチがある訳でもないのに
この長尺で睡魔が忍び寄ってこなかったのはすごい!!

最後のフィルム上映で観られてよかった。
舞台挨拶は上映前だったのに
上映終了後に山崎ハコにお見送りされてとても驚いた。
sci

sciの感想・評価

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瀬々監督の代表作はこれ、と勧められてずっと気になっており、年始に2日間に分割してやっと観られました。地方を舞台に、運命にとらわれてしまった庶民のあがきを描き瀬々監督の原点となる作品なんだろうか。
風景を俯瞰したりマンションに囲まれた芝生を見下ろしたりと構図が効果的。すり鉢状の地形からいつまでも這い上がれないように、逃れられないものがあるから人間らしいんだよねと、彼らの苦しみを見て思うも自分はその沼にはまりたくないです。
人形の動きを見事に操る人形師や炭鉱の町で殺し屋の村上淳と佐藤浩一で交わされる会話が幻想的。

余談ですが、登場人物の物語が少しずつ絡み合いながら進む展開を観る度に、このアイディアの元祖はだれなんだろうと知りたくなってしまいます。
ラサン

ラサンの感想・評価

3.9
重いテーマを4時間半かけて描いている傑作。長らく配信、ソフト化されなかったので上映会で鑑賞(2013年くらい?)
長い作品だけど一気見できる。ロケ地に行きたくなり岩手の松尾鉱山に行ってしまった。
エンディング曲で壮大なネタバレしてるので書き起こしを見ないほうがいいです。
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