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パラノーマル・アクティビティのkanacoのレビュー・感想・評価

3.0
無名、低予算ながら大ヒットしたモキュメンタリー・ホラー。夜、寝静まった後に家でなにかが起きている…と気がついた若いカップルが、その理由・正体を探るため、自分たちの生活をカメラに収めた素人投稿映像をホラー映画に編集したような形。低予算でだきるだけのアイデアと工夫を!時代の初々しさを感じてキュート😉(140文字)

****以下ネタバレあり&乱雑文****

◆あらすじ◆
デイトレーダーのミカは恋人の女子大生ケイティと同棲しており、一軒家で仲睦まじく暮らしていた。ある日、2人は寝静まった後に家の様子が変わっていることに気がつく。そして夜な夜な発生する奇怪な音…。家の中で一体何が起きているのかを突き止めるため、ミカはビデオカメラを購入。生活の一部始終を録画していく。そして映像に残る不可解な現象。ケイティの希望により、霊の専門家であるフレドリックス教授を招くと、霊ではなく悪魔の専門家に連絡を取れと勧められる。しかし、霊能者や悪魔祓いしに対して懐疑的であるミカは、全て自分が解決するとケイティに豪語し…。

❶家で起きる怪奇現象を暴け!無名、低予算で大ヒットしたモキュメンタリー・ホラー

無名の監督と役者、そして低予算で制作されるも、口コミで広がりやがて大ヒットとなったモキュメンタリー・ホラー。夜、寝静まった後に家でないかが起きている…と気がついた若いカップルが、その理由・正体を探るために自分たちの生活をカメラに収めるうち、怪異現象がヒートアップしていく。素人投稿映像タイプのホラーを映画に編集したような形がとられています。一律、部屋に設置された定点のビデオカメラか、主人公のミカのハンディカメラの視点となるため主観映像であることが特徴。私は有名な主観ホラーっていうと『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』とこの作品がまずパッと思い浮かびますね😀✋✨

❷低予算でアイデアと工夫を!時代の初々しさを感じてキュート

私は大学生くらいの時にTVで初視聴したような記憶。当時は怖く感じたような気もしますが…。

Oh…なんというか、今見るとこれ怖くないし、あんまり面白くないですね(ド直球)🙄

86分の作品ですが、言うほど怪奇現象は回数起きないし、情報も広がったり更新されない、ほとんどの時間がカップルの仲良しか口論しているかのホームビデオといった感じ🤔

素人が撮ったビデオという体なので主観だけかつブレたカメラワークで、ミカがカメラを持っていない場合かつ部屋の外で襲われるとしたら、悲鳴が聞こえてくるだけで一体何が起きているかは全く見せませんし…。当然、基本舞台は家のみ。ストーリーも非常にシンプルです。ミカが人に頼らず自分だけで解決しようとするので出演も限られた人数。緊張感及びジャンプスケアも終盤一発勝負!堪えて堪えて、堪えてボンッ!なので、1週目はとにかく内容が全て分かった2周目はもっと退屈に感じるかもしれません(つまり、今の私😂)。

でも枕もとに直立して何十分も立つ人の描写は怖すぎて好き!
あんなの、悪魔とか幽霊とか人間とか関係ない!こっわ😱

低予算でアイデアと工夫を!という姿勢が見受けられます。つまりは、予算がかかることは増やさなきゃいい、見せなきゃいいって感じですね。そしてその時代に新鮮さを提供し、発想が新しく、設定もうまくやれば、きちんとヒットするのだなぁ~と😄

当時は新しかっただろうこの作品の感覚は、今となっては新鮮味がなく面白さは半減なるも、なんだか時代に合致したバランスの良さが初々しさを感じてキュートなホラーにも思います😌✨

👿🐝「実際のところでいえば、自分の意識のない、寝ている間に悪魔が暴れているなんてめっちゃ怖いですよね。いや、どうなんだ??起きている時に悪魔が暴れている方が怖いか??🤔いやいや、違う違う、どっちもダメ、ゼッタイ😱💦」
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