vivo

暗殺の森のvivoのレビュー・感想・評価

暗殺の森(1970年製作の映画)
5.0
普通であることへの強迫観念に抗えず、自分にとっての本物を遠ざけてしまう男の話。とにかく画面の力が強い。大胆に配合された光と影が生み出す力強い美と、精緻に配置された人間たちの動きが交響曲のように奏でるリズムとフローに目を奪われた。妻の実家、病院、電車の中、ダンスホール、車中、雪山と、印象的な画面を挙げたらキリが無い。美しい映画だった。
vivo

vivo