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月見草
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『月見草』に投稿された感想・評価

muscle
-
螢雪時代みたいな話なんだけど、イエの中から何かを変えよう変わりたいと願ったりする人々が散々な目に合う話ってのが猛烈に大島渚っぽい。無いはずの本音を探す若者たち。
ものすごく早いカットバックのとこがキレとる。
3.5
砂浜。波の音。若い男と女。恋人の弟。静寂。わたし、もうお嫁にいけないわ。

冒頭から抑圧された若い性のあてどないさまよいが描かれる。清川新吾は言う。1年間は君の事をかんがえずに受験勉強に集中したい。そのために東京の予備校に行くんだ。手紙も出さないで欲しい。約束。十朱幸代は湧き立つ泉を抑えるように忍ぶ。そんなふたりを見つめるのは清川新吾の無邪気な弟山本豊三。兄貴の恋人。兄貴が我慢に我慢を重ねているその顔つきが厳つくなっていく。観ているわたしは踊りだしたくなるくらいに彼の気持ちがよく分かります。弟は、彼女からそんな兄貴の話を聞いて、そんなの可笑しいよ。と、勝手なことを言いながら彼女のことが気になっていくのです。徐々に男と女の密度が濃くなっていく。2と1が、1と2に変わっていく。エロティックな関係。

そして浜辺の出来事。

物語はここから大転回を迎えるのですが、夜の闇で何が何だか分かりません。わたしの目が悪いのか、撮影が未熟なのか。

ラストの野辺送りを「ロミオとジュリエット」のような台詞で彩っているのはどういうことだろうか。大島渚がシナリオ同人誌「7人」に発表した作品の映画化。原題は「美しき水車小屋の少女」だという。どういう流れの作劇だったのだろうか。

1959年製作公開。脚本大島渚。監督岩城其美夫。

国立映画アーカイブ 没後10年 映画監督 大島渚 にて
1.5
これはつまらない……。
大島渚が助監督時代に書いたシナリオが脚本らしいが、あまりにも下手くそすぎるプロットだし、画面やカット割りからも何ら緊張感が伝わってこない。
結局大島は作家として何がやりたかったのか最後まで全くわからなかったものの、男女の出会いが生まれる空間としての海や川、林の中の小川といった、水の主題から、かろうじてその後の大島っぽさが見てとれると言えるかもしれないし、ただの気のせいだったかもしれない。

植物園の温室という空間も、なかなか珍しいのでもっと効果的に映してほしかった。その後の、『戦場のメリークリスマス』に出てくる戸田重昌による温室のセットを先取りしているとも言えなくもない。