ポール・ヴァーホーベン監督、
シュワちゃん主演のＳＦアクション映画。
ヴァーホーベンは一時期
ＳＦの監督依頼ばっか来ていたけれども、
彼に頼めば安定的にヒットが見込めるから
こなしていたのであって、
実際彼はあんまＳＦ好きではなかったのではと勝手に思っている。
（実際”ＥＬＬＥ”への意気込みはすごかったし）
ま、ともかく。
この作品ではヴァーホーベンお得意の
キモグロがまあ上手く表現されています。
ＶＦＸにしろ、他技術はもちろん現代の方が
発達しているでしょうが、
何せヴァーホーベン見せ方がうまい。
ジョン・カーペンターの「遊星からの物体Ｘ」
と同様で今でも見劣りしません。
これはこれで本当にグロ気持ち悪く感じます。
（至極異物なモノ、見慣れないグロがあります）
またここで余談に突入しますが、
このトータル・リコールの原作者にあたる
ＳＦ作家フィリップ・Ｋ・ディック。
この人は多くのＳＦ物の始祖にあたるようなすごい人
「マイノリティリポート」や「ブレードランナー」
の原作者に当たります（ニュアンス的には原案ともとれる）
原作となるＳＦ短編集を読んだことがありますが、
今でも普通に楽しめる。
先の読めない展開で面白い小説でした。
（そのうち一つの短編のあるアイデアを丸っきりつかった
テレビゲームを子供時代にプレイしたことがあり、
そんなところにまで影響を・・・と驚いたことも。
まあまあ結構有名なテレビゲーム）
それも1950年代とか1960年代とかに
考えて書いているのだから驚きです。
今後もこの人の作品は映像化されるでしょう。
アマゾンプライムではフィリップＫディックの
エレクトリック・ドリームというドラマが
現在（２０１８年９月時点）視聴可能です。
（急なアマゾンの回し物と化す私）
私は見ていないのですが、確か
話によってはスティーブ・ブシェミが出ていた・・・
ような（確認しろよ）
とかなりの余談でしめくくる。
シュワちゃん最高！（唐突！）
