腐り姫

ジョン・ウィック:コンセクエンスの腐り姫のレビュー・感想・評価

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シリーズ最もはまらなかったんだが!?

素人の印象としてはノーランのバッドマンに影響受けましたみたいな…。二作目から演出が冗長な節はあったが、今回それが以上に顕著。むだなシーン多すぎ。アクション長尺であって、会話の駆け引き的なシーンが長尺であって、かなりだれる。

女性DJ(わざわざ女性とつけたのはリップにフォーカスをあてて、セクシーさが演出されていたのがよかったと挙げるためであって、DJは本来男性であるというアンコンシャスバイアスではございません)がジョンが目的地へ向かいながら逃走するところを実況しながら、選曲していくシーンがかなりよかった。アクションシーンでよかったのそこだけ。
途中で立ち寄るイタリアンマフィア(若干記憶あいまい)にバッドマンのペンギン風な親分との戦闘シーンに至るまでの駆け引きが、まじで無駄に長いだけ。あとそのときのジョン不自然に不死身すぎ。

あと何が気になったかって、ドニー・イェンの映画じゃん、これ。キアヌよりドニーの方が完全に格好いい。多分キアヌより、ちょい年上?やったように記憶しているんやけど、動きの切れが格段に上やん。映画上では同等の強さみたいに描かれているけど、完全にドニー演じるケインの方が戦闘力上やん。

それからRina Sawayama演技うまい。本業歌手とは思えない。間のとり方と、表情の作り方すごい好き。てかRina Sawayamaが純粋に好き。しかも彼女の歌うテーマソング(?)"eye for an eye"がめちゃくちゃ格好いいのと伏線回収的になっていて、最the高。

てことで、なんかキアヌお休み回?いや、主役なんだけど。何だか私としてはシリーズ随一あんまお気に召さなかった。

あと俺の嫁ことakaビル・スカルスガルド(逆や)は安定の嫌われ役の通常運転でとりたてて見せ場なし。
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