genarowlands

ダンサー・イン・ザ・ダークのgenarowlandsのレビュー・感想・評価

1.5
同僚たちからのオススメで観ました。とことん絶望的な悲劇です。

でもねー主人公に感情移入できないと悲しくならないのでした。これを観て、涙の一粒も出せなかった私は冷淡かしら。

泣けるとか、しばらく席を立てなかった、と言われていたのですが。

私の涙は悲劇では出ないみたいです。

途中で展開(嫌な予感)が見えたこともあるけど、まさかのエンディングで、鑑賞後の後味の悪さだけが残りました。

ミュージカルの好きな工員が主人公。失明していく遺伝性の病におかされています。歌手のビョークが演じています。この主人公に苦手意識が出てしまったので、悲しい気持ちになれませんでした。

あとはカメラワークが手撮りみたいにぶれるので、悪酔いしそうになりました。動きをつけているのでしょうか。

この手の悲劇は好きじゃないなあ。涙の量が感動の尺度でもないからね。

あちこち感想探していたら、私と同じこと考えている人たくさんいて、ホッとしました。駄作っていうのとは違う、変質的な話です。主人公があまりに愚かで、周りがあまりにずるい。それと演出ではなくビョンクのくせみたいなんだけど、舌をチョロチョロだすのが気持ちわるかったの。
映画にはやっぱり感動を求めるよね。こういう気分の悪さは、ホラーやアクション、戦争ものでもないかも。
genarowlands

genarowlands