さとうの人

ファウストのさとうの人のネタバレレビュー・内容・結末

ファウスト(1926年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

老人が悪魔の力で若返り青春を探す話

まずは特撮技術のすごいことすごいこと。アニメとの合成もさることながら実写との合成の使い方がとても良い。物語に奥深い味を出している。

最後に大天使ガブリエルは「愛の力は悪魔に勝るぞ〜」とのようなことを言っていたが、ストーリーを思い返すと、一目惚れしてセックスをしてすぐ別れて彼女の死に際に突然会いたがるファウストは本当に愛があったのだろうか。原作が未読なのでなんとも言えないが、甘い匂いのご都合主義を感じた。

活弁は澤登翠さん
多めな登場人物の声をあれよあれよと演じ分ける表現力の高さに毎度ながら感動。どんどんと作品に没入できる
さとうの人

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