Jiyong

おおかみこどもの雨と雪のJiyongのレビュー・感想・評価

おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)
3.0
細田守で一番好きかも。奥寺にシナリオ書かせてた方がいいってあれだけ……
「おおかみ」はあらゆるマイノリティのメタファーになっているし、なれる。社会と順応出来る者はそうし、自分の世界が他にある者はそこにいれば良い。互いが互いの環境に適応させようと強制するべきではない。その境界に立たされるのが母親。3人のキャラクターバランスがよく取れていて良いシナリオだと思う。

作画は井上原画独走状態で、井上俊之しか勝たんって感じ。(井上原画の中では好きな方ではないが)序盤の芝居が特に嫌。CG処理が苦手。水とかリアル色が出過ぎてる。走りの主観ショットなにあれほんと無理。CGでももののけ姫みたいなものなら嫌いじゃないんだけどな。
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