はま

アレキサンダーのはまのレビュー・感想・評価

アレキサンダー(2004年製作の映画)
3.1
かのアレキサンダー大王のことを知るにはもってこいの映画!

ではなかった!(((⌒▽⌒)))…

彼のことを全く知らない私がこれを見終わって思ったのは「悲しい人生だったなぁ」「結局どこらへんがすごかったんだろう」という漠然とした感情と疑問。
ある程度歴史を知った上で、その補足知識として今作を見る方が正しい楽しみ方な気がします。国の名前も人の名前も出てきすぎてすぐには覚えられないから…

歴史的作品としては「へったくそだなぁ」と心底思いました。なんで生い立ちとか国の情勢とか全部口で説明するんだよぉ〜分かりづらい上に説明口調が不自然だよぉ。
でも役者の演技とかその説明口調が逆に舞台的映像に感じられる時があったりして一概に全部ダメとは言えないのが今作…
冒頭から「これはダメかもな」と思ったけど結局最後まで目を離さず見てしまったし終盤の「裏切り」や「信頼」に重きを置いた展開はすごく集中してしまった。面白かった。

戦闘シーンのカオス感は好き嫌い分かれそうだけど私はすごく上手く作られていたと思います。監督の経験値か。だからこの映画って印象にだけは強く残る気がします。

一番の衝撃は「ええ…アレキサンダーってゲイだったの…」っていう(偏見ではなく)。そういう話なのかと序盤で覚悟したら終盤までやんわりそんな感じ。
しっかしまぁコリンとジャレッドのホモですよ美しいに決まってるでしょこれ見たい人は絶対見た方がいい(断言)ここらへんでスコア多少上乗せ感はある…(笑)

金髪コリン、初登場の時は金髪に合わせて眉毛も色が薄くて可愛らしい感じだったけど気付いたら段々いつもの黒々眉毛になってて「ああ、これでこそコリン・ファレル。素敵。」ってなってました←
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