一般論としてそりゃそうだろ、という話だが、身をもって実証してみることに意味がある。
体は意外にも拒否するどころか、むしろ適応してしまう。精神的にも広告での刷り込みが繰り返される。だから中毒的に食べたくなる。そんな状況が恒常化しているからこそ、スーパーサイズという明らかに不合理な選択肢を設けること自体が、消費者の搾取に当たるんだ、ということらしい。
偏った実験ではあるが、一応マック暮らしでも健康な人も登場する。貧しい学校ほど給食も粗末だし、自販機も導入せざるを得ない。肥満の連鎖の一端が見えて強烈。日本の給食ってありがたいなあと思った。62点。